#01 My Style
自分を自分で躾ける事が得意
ー ポジティブオーラが漂う彼女だが仕事モードとプライベートのON⇆OFFの切り替えや、ネガティブになる事はないのかと尋ねると悩むことなく、屈託の無い笑顔でこう答えた。
「仕事とプライベートのON⇆OFFはあまり意識していないですね。基本的にお仕事で嫌な事はないのですが”疲れたな”と思った時は、食べる事が好きなので好きなごはんを沢山食べて、寝れば忘れちゃうタイプです。自分を自分で躾けられると思っているので、マインドコントロールが得意なんです。(笑)」
涼しげにさらりと語ってくれたが、このマインドコントロールこそ才能のひとつで、幅広いジャンルからラブコールの絶えない彼女ならではの魅力の秘密なのだと妙に納得してしまった。
ー また、最近特にコンスタントにインスタライブなどを行なっている印象があるが、始めるきっかけなどを聞いてみた。
「インスタライブは実は自分からやるというより、お誘いいただくことが多いんです。これをやろう!みたいに決めてやることはあまりなくて、その時のノリでちょっと話そうみたいな形でやることが多いです。普段の私は聞き手になることが多いのですが、インスタライブの時に静かになっちゃう時はちょっとリードできるよう頑張ってみたりもします。(笑)」
自分を客観視しながらSNSでの存在感を冷静に発揮するその姿も、私たちが彼女に魅かれる理由なのかもしれない。
5年後、10年後は内側から
自分の良さを
出せるようになれたら
5年後、10年後は内側から
自分の良さを
出せるようになれたら
ー 現在22歳のミチ、近い将来、理想とする女性像とはどんなものなのか。
「最近は徐々にですが、内からの美しさが出るような人になりたいと思うようになりました。高校生の頃はなんでも盛る!ということがトレンドでもありましたし、自分もそうだったのですが、内面から自分の良さを出せるようになれたらな、と思います。今もまだ自分以上の自分に、と盛りたい気持ちはありますが、その理想の自分に5年後、10年後なっていたいですね。」
今の自分をそのまま受け入れつつも、近い未来のリアルな女性像を描きながら、ライフスタイルから少しづつ変化をつけていきたいという。現在のキャッチーなミチも魅力的だが、ナチュラルに変化していく彼女の理想像にも期待が膨らむ。
#02 Fashion
目立たないように生きてた自分を
変えてくれたファッションへのこだわり
目立たないように生きてた
自分を変えてくれた
ファッションへのこだわり
ー ミチと言えばスルーできないのが、その確固たるキャッチーなマイスタイルが光るファッション。そんなファッションに目覚めたきっかけを尋ねてみた。
「私、性格が八方美人なんです...。人に合わせることが優先だと思っていて。特に中学の頃はみんなと同じものを着なきゃと思っていたんですが、高校生くらいからSNSがどんどん普及していったこともあって、色んなファッションを楽しんでいる人を見るようになって、SNSを通して刺激を受け始めたんです。そこから自分が着たいものを着ようというスタンスに変わりましたね。それまではいかに周りと馴染むか、という事を考えていたので、気付いたらファッションへのスタンスがSNSの普及によってとても変わっていました。」
自分を八方美人と言い切る潔さの裏に見え隠れする、自分を客観視するその審美眼が、彼女の時代の空気を本能的に察知するセンスの良さなのだ。
ー そんなクールに自分を見つめるミチの、今年挑戦したい夏ファッションとは?
「もともと沢山持っているんですけど、デニムを買っていますね。あとはブラトップとか。おうちスタイルの延長線的なスタイルを街でもしたいなと計画しています。」
家でリラックスする事が増えた最近の日常から、少しづつファッションへのマインドも変わってきたよう。
#03 Makeup
セルフメイクで
絶対に外せないポイントは?
ー セルフメイクが得意な印象のミチだが、自分でメイクする上で絶対に外せないポイントは?
「眉毛とまつ毛、顔の毛をとにかく整えるのがポイントですね。もともと眉毛とまつ毛が薄いので、いかに書き足せるかっていうのがこだわりです。どんなナチュラルメイクの時でも、マスカラかアイライナーは必ずしますね。」
そんなアイメイクへ妥協を見せないミチに、今回シューティングしたラブライナーのマスカラとアイライナーについて生の声を聞いてみた。
「マスカラはブラシが小さくて下まつげにも塗りやすく、一本一本セパレートできるのに存在感が出るのが好きです。マツエクとかはせず、なるべく自まつ毛を生かしたいと思っているので、まさに理想のマスカラですね。ラブライナーリキッドはもともと昔から愛用していて、自分の目の作り的に目尻が滲みやすいのですが、ラブライナーリキッドはとにかく滲みにくてて、1日中キープしてくれるところが本当にお気に入りです。」
リキッドとペンシルのダブル使いで
目元に置く息のあるニュアンスを
リキッドとペンシルをダブル使いし、目尻はペンシルで5mmだけ自然に出す。全てリキッドで引くより、ペンシルも使ってふわっと仕上げる。ラフさを出しつつも、アッシュブラウンでおしゃれな印象に。アイシャドウもイエロー、チークも日焼けっぽく入れさりげなくトレンドもキープ。
Make Up Products
- ジャケット ¥62,000 / Andersson Bell (UTS PR)、トップ ¥18,000、ショーツ ¥28,000 / G.V.G.V (k3 OFFICE)、ピアス ¥20,000、イヤーカフ ¥12,000、リング ¥35,000 / Refaire (UTS PR) 、インナー / スタイリスト私物、 シューズ / スタイリスト私物
- お問い合わせ先:UTS PR / 0364271030、k3 OFFICE / 03-3464-5357
クールなワントーンメイクには、
ブラウンのリキッドライナーで
アンニュイな眼差し
アイライナーは黒だと強すぎてしまうので、ダークブラウンをスッと引き、クールな感じも出しつつ、かつ古い雰囲気にならないように。マスカラは黒で引き締め、リップもブラウンベージュを使い、ブラウントーンでまとめた大人な印象に。
Make Up Products
- トップ ¥36,000 / EZUMi (Ri Design.Ltd)、ピアス ¥42,000、リング ¥28,000 / Refaire (UTS PR)、ボトム / スタイリスト私物、シューズ / スタイリスト私物
- お問い合わせ先:Ri Design.Ltd / 0364471264、UTS PR / 0364271030
ブラウン系の
リキッドライナーとマスカラで
ビタースウィートな目元を演出
モーブっぽいくすみ系のカラーでまとめて、ガーリーだけれど甘くなりすぎないように。アイライナーは抜け感のあるミルクブラウンを使い、さりげないけど存在感のある色でポイントを。しっかり太めに入れて少しはね上げ、ピンクのチークを高めの位置に入れ、小悪魔的な可愛らしさを演出。
Make Up Products
- トップ ¥27,000 / masaco teranishi (apres-demain)、パンツ ¥27,000 / Misc Tokyo (Misc)、ピアス ¥36,500 / SUNNEI (grapvine by k3 aoyama)、シューズ / スタイリスト私物
- お問い合わせ先:apres-demain / 03-6274-8533、Misc / 03-6705-8424、grapvine by k3 aoyama / 03-5772-8099
ー ファッション同様、この夏挑戦してみたいメイクは?
「今までアイメイクはアイライナーを強めに引いて、パキっとしたメイクが自分の中で定番だったのですが、今年の夏はラブライナーにもあるブラウン系のアイライナーでしっかりした中にも優しさがあるメイクに挑戦したいなと思っています。」
#04 Future
グローバルに活躍の場を広げていきたい
グローバルに
活躍の場を広げていきたい
ー そんなファッションやメイクにも野望の詰まったミチがこれから挑戦したい事とは?
「ファッションやメイクの業界の様々な方ともっとお仕事がしたいと思っています。特に長期間、海外に滞在してグローバルに自分のできる限界まで挑戦してみたいなと思っていますね。」
ジャンルに囚われずに颯爽と自分の直感を信じ、”ミチスタイル”を常にアップデートしていく彼女の躍進劇。グローバルに活躍したいと輝かしい笑顔で語るそのネクストステップにも、年代問わずミチに魅了されているユーザーたちは期待せずにはいられないだろう。
PROFILE
ミチ/モデル、タレント:1998年3月6日生まれ。台湾人の父と日本人の母を持つ。ストリートからハイファッションまで
どんなアイテムも自分流に着こなし、その独自のセンスで支持を得る。弟のよしあきと共に姉弟モデルとしても活動し、様々なファッションショーやイベントで注目を集める。kadokawa 2020年3月に初のスタイルブック「Micchimichi ミチの魅力がみっちみち!」を発売。